Q 焼杉「モダンブラック」の開発された経緯を教えて下さい。
A

伊丹十三記念館(モダンブラック/特注巾・特注厚) 
伊丹十三記念館(モダンブラック/特注巾・特注厚)
「モダンブラック」は焼杉の炭を落とし、その上から黒色塗料を塗布した商品です。
炭を落とした焼杉「美杉」をお使いいただいたお客様から、「経年による色落ちを防げないか」というご要望をいただいたことが開発のきっかけです。
耐候性を高めるために塗装を検討し、油性のオイルステイン塗料を塗布した商品を開発するなどしましたが、思うような高耐久な結果は得られませんでした。
そんな折、建築家・中村好文さんが「伊丹十三記念館」を手掛ける際に、「落ち着いた黒色の焼杉を作ってほしい」というご依頼をいただきました。
塗料メーカーさんのご協力いただき、色味と焼杉のブラッシングの調整を重ねて試行錯誤し、発色の美しさと環境への配慮を両立できる水性塗料の開発にたどり着きました。
当初は3年~5年での塗り替えを想定していましたが、結果的に10年に1度の塗り替えで十分なほどの高い耐候性を実現しました。環境にも優しく、コスト面でも手の届きやすい商品となりました。

