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焼杉

Q 焼杉の「三角焼き」と「機械焼き」の違い・特徴を教えてください

A

焼杉の焼き方には、主に「三角焼き」と「機械焼き」があります。
三角焼きは、3枚の板を煙突状に組み、内部で火を燃やして炭化させる伝統的な手法です。厚い炭化層が形成される点が特徴とされています。
一方、機械焼きは高温の炉内で短時間に焼き上げる方法です。焼成条件を安定させやすく、品質の均一化が図れることが特長です。共栄木材の焼杉は、この「機械焼き」によって製造しています。

一般的に炭化層が厚い三角焼きの方が耐久性があるとされていますが、「機械焼きは耐久性が低い」と一概に言えるものではありません。焼杉の耐久性は、焼き方だけでなく、使用環境など複合的な要素によって決まります。愛媛県内でも、機械焼きで施工された築50年の建物で炭化層がしっかり残っている事例は多く見られます。

また、機械焼きは生産効率が高く、品質の安定化やコスト面でのメリットがあります。三角焼きでは2人がかりで約2週間を要する工程が、機械焼きでは約2時間で完了する場合もあります。
焼杉は瀬戸内の庶民の文化の一つであり、より多くの方が気軽に利用できる価格帯を実現することも、焼杉の文化を持続させていく上で重要な要素だと考えています。

さらに、労働安全衛生法における火気作業の危険防止措置や安全配慮義務、消防法・火災予防条例などの遵守が求められる現在の環境においては、製造体制や安全管理も重要な要素となっています。

共栄木材では、焼杉の文化を未来へつなぐためにも、品質の安定性と安全性を重視した製造体制を整えています。