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2022.07.28
新しいもの好きな僕は、35年ほど前から、建物の構造材に集成材を採用してきました。当時は僕の周りはまだまだ地松の桁梁を使うのが良いとされ、張りもの集成材なんて「そんなものは、木じゃない!」と、工務店さん、同業他社にも言われていました。
さて、それ以降も、湾曲集成材を使用したオフィス、地元の宿泊施設をカナダのJAS集成材工場から輸入をしていろいろと取り組んできました。昨今は国産材の時代と言われ、様々登場してくるエンジニアウッドも、補助金が非関税障壁となってCLT等も輸入でもう少し安くできるものも、日本の相場はやや高いけど、補助金で薄まっているように思います。杉も、桧も良い木ですが、物性をぶつけられると米松、カラマツには敵いません。海外では普通に既製品生産されているLVL、集成材、CLT等々、コンテナで移動できる約12mのものであれば、輸入もできます。
これらのエンジニアウッドに構造計算を加えると、結構いろんなことができます。この構造計算というか、それ以前に構造検討ができれば、木造建築の可能性はブルーオーシャン的に広がります。今、それに向かって一生懸命、全社的に取り組んでいます。
大スパン建築の価格、加工、物流、建て方、構造計算と、僕たちが大切にしている美意識。しかも、「構造システム販売」でなく、既製品を使って、地場の大工さん、工務店さんで取り組めて、再現性のあるもの。しかも、S造に比べると「随分安いなぁ」って言ってもらえるもの。
ある得意先の社長に言われました。「木造建築でも、イノベーションを起こせよ!」と。
西下
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