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2026.08.05

大スパン木造は、建てた後が大事

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共栄木材では、2009年に三秋プレイス内へI型ジョイストを使った大スパンの工場を2棟建てて以来、2018年には高強度LVLの無柱倉庫、2020年にはビス接合トラスの倉庫と、社内にいくつも大スパン木造を建ててきました。
どれも展示用ではなく、実際に毎日使っている建物です。

長く使うと、建てる前には分からなかったことが見えてきます。フォークリフトの爪や荷物が柱に当たるのでランバー材を巻いて保護したり、業種によっては基礎を高くした方がいいと感じたり。トレーラーが建物内を通り抜けられるようにすると、雨の日や夏場の作業性が大きく変わります。天窓も便利ですが、材料の日焼けは考えないといけません。

こうしたことは、図面や構造計算だけではなかなか分かりません。
大スパン木造では「何メートル飛ばせるか」がよく話題になりますが、事業主にとって大事なのは、建てた後に使いやすく、長く働いてくれる建物かどうかだと思っています。

2009年に建てた工場も、かなり激しく使ってきました。それでも、実際に見ているとまだまだ使えると感じます。法定耐用年数と、実際に使える期間は同じではありません。

新築のきれいな建物だけでなく、傷や補修跡、木の経年変化やトラスの実際のたわみまで見てもらう。
それが、自分たちで大スパン木造を建て、使い続けてきた共栄木材だからできる提案だと思います。

2017年竣工:米松材を用いた軸組の作業場(施工後約9年)
2009年竣工:I型ジョイストを使った大スパンの工場(施工後約17年)
2018年竣工:高強度LVLの無柱倉庫(施工後約8年)
2020年竣工:ビス接合トラスの倉庫(施工後約6年)