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2026.06.09

床と屋根にネイルプレートトラスを採用した木造保育園

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愛媛県松山市にて、床・屋根の両方にネイルプレートトラスを採用した木造保育園が上棟しました。
建物規模は約10m×26.5m、延床面積約160坪。工法は枠組壁工法です。

日本ではまだあまり一般的ではありませんが、北米では2階の床に床トラスを用いる事例が多く見られます。
床トラスを採用することで、中間の支持壁や間仕切りを減らし、広く開放的な空間を計画しやすくなります。
保育園や店舗、事務所、倉庫など、大きな空間が求められる2F建以上の木造施設に非常に有効です。
また、トラスのラチス材(斜材)の空間を利用することで、配線・配管の施工がしやすくなる点も床トラスの大きなメリットです。

なお、床トラスには概ねスパンの1/10程度の高さが必要となります。
弊社では、想定荷重によるたわみを事前に計算し、必要に応じてムクリをつけて製作しています。

屋根トラスに採用したシザートラスは、軒の出を含めて全長が約12m。
この大きさならばトレーラーでの搬入が可能なため、現場の施工手間を減らし、工期を縮めることが可能です。
トラスの検討対象となることが多い倉庫物件等において、工期の短縮は総額的なコストダウンに直結します。

木造建築において、構造を少し違った視点から考えることで、コスト・デザイン・空間の自由度を両立できる可能性があります。
大スパンの木造建築や、開放的な空間をご検討の際は、ぜひネイルプレートトラス、床トラス、屋根トラスも選択肢のひとつとしてご検討ください。

建設業者の皆さまはもちろん、一般のお客様からのご相談も心よりお待ちしております。
自社倉庫の見学も随時受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

設計:やすなが二級建築設計事務所
施工:寿建設工業株式会社

上棟の様子は、動画でもご覧いただけます。

広くて開放的な、無柱の大空間が実現しました
床トラス搬入の様子
屋根トラスに採用したシザートラス搬入の様子
シザートラス搬入の様子
屋根トラスにシザートラスを採用することで、小屋裏空間を大きく確保しています
ネイルプレートトラスの床トラス
ネイルプレートトラスは、コストを抑えながら大スパンを実現できます