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2026.03.13
共栄木材では木造大スパンの建築を30年ほど前から取り組んでいますが、ここ10年くらい前から急激に需要が増えてきたように思います。
木材業界では、住宅着工数がダラダラと落ち込む中、「木造の非住宅化!」とにわかに賑やかにはなっていますが、共栄木材は地味に理論を添えて取り組んでいます。
今回は専門家を招いて<木質トラスの接合体力試験>の実施報告書を、社員で共有しました。
写真の通り、トラスを作って破壊実験をし、さまざまに得られる数値、そして結果に、私達が今まで取り組んできたトラスの計算に間違いがなかったことを確認しました。
実験で破壊に至るプロセスで見えたことは、理論上の強度はほぼ正しい。木材の接合部破壊よりも、むしろ木材そのものが炸裂破壊を起こすことがある。金物の種類によっては強いとされる金属が必ずしもトレスの接合部として強くなくなることもあるといった、面白い結果に一同「ほぅ...」と、分かった顔をするスタッフの顔を見るのも愉快でした。ただ、節がある部分の弱さや、木材そのものの強度のばらつきを知るにつけ、「じゃ、木材の向きをこうしたらいいね」といった意見も出たりして、大変に有意義な実験ができました。
杉と桧の違い、参考にやってみたLVLの強度等々との比較含め、今後の提案に役立つことがたくさんあります。
大スパン木造に対しては、経済性、意匠性もさることながら、本質としてきちんとした強度があるかは大切です。
その点も共栄木材はしっかりと理論に基づく提案を行っていきます。
西下健治

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