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2021.07.01
以前にも書いたように、愛媛は杉桧の産地なので、基本的に地場使用分は木材が足りていました!が、ついに木材がひっ迫してきました。丸太も青天井的に値上がりし、ついて製材製品が値上がりし、乾燥が間に合わず、お客さんに見積した瞬間に製品の値上がり報告が来て…しかも、物がない。
今のところ、比較的天候が安定していて、山からの丸太が出てきてはいますが、丸太が原木市場に入って市に掛けられてすぐに製材工場に行き、数日後には製材され、予備乾燥もしないまますぐに乾燥機に入り、乾燥が終わればただちにプレカット工場に回り、待ち構えて現場納材するという、綱渡り的な状況になっています。特に桧はほどんど回ってこない状況で、若干杉に余裕がある程度です。横架材米松は弊社の場合は何とか回っています。もちろん、ギリギリですが…
梅雨末期の大雨や台風が全国的にやって来ないことを祈っています。大雨で災害が出ると、林道が遮断され、全く出材してこなくなります。そうなれば、現在の品不足に拍車がかかります。価格の問題以前にものがありません。個人的にはお盆までがピークで、それ以降、若干おさまるように思います…
いずれにしても、木材のストックポイントが、山林にしかないという、余りに在庫がない商売ってものに問題を感じています。
弊社もお付き合いさせて頂いている中国木材さんは常々、「企業の納材責任」ということをおっしゃっています。中国木材さんが在庫を持たずに営業していたら全国の木材供給はどうなってしまうんだろうと思うと、その企業姿勢を改めて素晴らしいと思います。
僕も相場師的に在庫を持つという考え方でなく、「企業の納材責任」を意識して適度の在庫を持ち、商いをしていこうと思います。とはいうものの、限りなく在庫を増やしても資金繰りが大変だし、難しいところではありますが。
いずれにしても、こういう状況では、様々な事が「馬脚を露す」的に見えてきます。材木屋でも、このどさくさに投機的に走る人、便乗値上げする人、誠実にやる人、不要にも買い溜めする人、いろいろ見えてきます。僕は、現実に即しつつも、もちろん誠実にやり続けます。
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