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2019.03.29
三秋ホールにはできるだけ物を増やさないようにしていますが、今回、日ノ出化学製作所の直火用ガラスポットと、Artemide(アルテミデ)の DEMETRALED GY というデスク用照明を置くことにしました。
薪ストーブでお湯を沸かして、お客さんとの打ち合わせ時、その場でコーヒーを淹れる時間を持ち、「間を」取ってから本題に入るのは、茶道に通じる気がします。茶道の心得もありませんが…そのうちAIなんかに、人間が「指導」されるようになると、こういう「間」は余分なことになるのでしょうか?このコーヒーを淹れるまでの「間」に、実はいろいろな心を読み合うことができるような気がします。このガラスポットは手作りだということで、フォルムもきれいだったので三秋ホールの仲間入りをさせたわけです。
もうひとつデスク照明は三秋ホールを設計して頂いた手嶋保さんの推薦です。手元を照らすには十分な光量があります。僕が時々三秋ホールで仕事をする時に、僕の老眼には、三秋ホールの光量は若干足りないので、デスクライトを欲しいとなったわけです。それで手嶋さんに相談したところ、これを推薦頂いたという次第です。
どちらも特別高価なものではないですが、三秋ホールの空気感に馴染んでくれているように思います。「もの」が無い豊かな空間ていうのは確かにあると思います。やみくもに「もの」は増やさない方が良いと思っています。それでも全く「もの」がないでは、空間に光や影がなくなるので、それもまた必要になります。
長く愛着をもって使い続けられ、古くなっても存在感を失わない「もの」は持っていたいです。それでもいつかは朽ちたり、割れたり、壊れたりする。それはそれで仕方ない。命を持った「もの」ですから。
是非、三秋ホールで僕の淹れるコーヒーを飲みに来てください。そして、机の上のひとつの光を間に置いて、木材や建築についていろんな話をしたいと思います。


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