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2017.10.10
僕が20代後半に、大学の恩師の紹介で<アメリカの住宅>の、プランと建材の輸入に触れることがありました。いたく感動し、僕もこういうことをやってみたいと思っているうちにチャンスに恵まれ、やがてその仕事を始めることになりました。そうこうするうちに、<輸入住宅>という言葉が流行し、いつの間にか流行の先走りをしている立場になってしまい、テレビや雑誌、新聞に露出することが多くなる時がありました。僕自身も若かったし、調子に乗っていたところもあるんだろうけど、決して「流行りだから、儲かるから」という理由でやっていたわけではありません。本当にたまたまそういう事になったのです。
当時は流行に乗り遅れまいと参入し、上辺を取り繕って<輸入住宅>をやっている方も多かったですが、「流行」って、絶対に長続きしません。やがて潮が引いていくように、たくさんの会社が<輸入住宅>という業界からいなくなってしまいました。
海外の建物や建材が悪いわけではないです。僕は今もアメリカや、ヨーロッパの家は好きです。コルビュジェもアールトもズントーも素直に好きです。もちろん、桂離宮には言葉を超えた感動もします。
<輸入住宅>の話は別の機会に回すことにして、ともかく「流行」と言うものには気を付けなければいけないと考えています。「流行」が起こる前に、そのものを企てたり、好きでやっていたことが「流行」になるのは良いと思いますが、まわりの「流行」をみて何か事を起こすと、たいていは失敗するように思います。動機が違いますよね!
地味で退屈と思われる日々の中に、長く続けたり、やりがいを持って取り組んでいることが、たまに「流行」と重なることがあると思いますが、「流行」に重ならなくても、それでいいと思います。うちは小さな会社で一般論には当てはまりませんが、冷静に数字を見るとやはり、日々の地味な仕事の中に利益があります。それはニュースになったりはしません。社員さんだれも、10年も同じことをやっていると、もう生活・人生そのもので、ライフワークです。中島みゆきではないですが、<地上の星>です。僕も、会社も、社員のみんなも、キラメく星ではないですが、それぞれが一隅を照らす<地上の星>集団でありたいと思います。
「流行」でメディアに載り、輝く星になることが大切でなく、自分にできること、したいことをともかく毎日愚直に続けること、これが大切だと。
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