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2020.07.16
近年、海外からの焼杉の取引依頼オファーは増えてきています。個人、卸業者、ホームセンター等々。また、物件ごとの見積依頼などもきますが、例えば巨大ホテルのプロジェクトなんかは、話だけで前に進んだことがありません。ともあれ、「焼杉」が海外では、クールな建材として認知されていることがとても嬉しいです。
今から50年近く前、外材全盛期の頃、中目材という柱を取るには大きくなり過ぎた杉材は足場板にしかならないような時代でした。その時に弊社の先代が中目材の利用には、以前からある焼杉を作るのは良いのではないかと、日本で初めて「焼杉」の工場生産化を始め、それがそれこそ火が付いたように、主に西日本全体に広がりを見せました。ただ悲しいことに、現在では法規制が多い日本では木材を外壁に使うことがとても困難なのと、いわゆる「サイディング」が市場を席巻しています。
そういった中で、逆に海外からは、「日本の伝統的外壁材で、安価で、美しく、環境負荷が小さい」と、絶賛されるのです。
海外企業からは、FSC等の認証、含水率管理、塗料の安全データシート、耐久性、学術書等の要求があります。それは結構ハードルが高いですが、それぞれに対応していくと理解されます。今回もそうでした。一方でこちらからは、焼杉の本質をちゃんと説明して、それを理解してもらい、価格だけにフォーカスする企業には販売しません。このチリの会社とも何度も「ズーミング」を繰り返し、互いの会社や商品の説明をし、様々な質問にお互いに真摯に検討していくうちに、段々とお互いのことが分かってきます。この人であれば信頼に足ると判断してビジネスパートナーとなった次第です。
タイの会社といい、今回のチリの会社といい、出会える「縁」に本当に感謝しています。先代が「焼杉」を始めてくれたおかげです。
https://www.woodarch.cl/maderas-yakisugi/
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