Q 木造建築の高さは、どこまで可能ですか?
A
木造建築の高さは、建物の用途、階数、延床面積、構造形式、防火上の条件によって変わります。
2025年4月の建築基準法改正により、木造建築物における従来の「高さ13m以下・軒高9m以下」という区分は見直され、階数3以下・高さ16m以下の範囲まで、より合理的に計画しやすくなりました。
高さ16mを超える木造建築物や、階数4以上の木造建築物も計画可能ですが、その場合は、より高度な構造計算や防火・耐火設計が必要になります。
大スパン木造では、必要な有効高さ、建物用途、スパン、屋根形状などを踏まえ、計画初期の段階で実現可能な高さを確認することが重要です。
工場運営をする、実務的な観点からするとウィング車の開閉時の高さや、フォークリフトのマストの高さも重要です。一つの目安となる有効高さは5.5Mとなります。また、フォークリフトを使用する工場は、現実的に爪が躯体に当たり破損するリスクも考慮する必要があります。その場合、基礎の高さを高くしていくことで、リスクを軽減できます。このように、共栄木材では実際に10を超える大スパンの木造の工場・倉庫を運営している経験を基に、製造業の実務に沿った形での提案が可能です。