昨年の春に施工した道後温泉・ホテル葛城さんの別館の経年をお伝えします。この建物は昨年の松山市・景観賞を取りました。
約1年半経って、ご覧の通りです。落ち着いた色になってきています。1/fの揺らぎ的に横張りされた板の幅がわずかずつ違っていて、それは自然の木材の幅違いをそのまま生かしたのもだから、違和感を感じず、むしろ、大きな壁面にかかわらず、穏やかな表情に感じました。
ルーバー部分は幅の広い平板でしたが、あばれもほとんど見受けられません。木材の選別と緊結に工夫をすることで、完全とはいかないまでも、あばれは抑えることができます。
美しいデザインと素材が融合して、経年美を感じさせてくれます。
設計は、松山市にある、BALL ARCHITECTURE さんです。
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杉の丸挽き板の外壁材
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杉の丸挽き板の外壁材