共栄木材

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三秋プレイスに新しい建物

かねてから計画していた弊社の新しい建物がだんだん出来上がってきました。
9月に基礎工事を着工し、工場の暇を見つけて今回もまた社員一同で建てようと思っていたのですが、その頃から時間を確保できなくて、数日手の空いた大工さん達に入ってもらって、何とか屋根工事まで進めることができました。後は東西壁面を杉板で覆えば終了です。今回のものはE棟と呼びます。E棟は主に弊社の営業部が使用することにしています。下灘の本社から日常的な商品は移動し、お客さんの要望に更に迅速に対応していきたいと考えています。

 この建物は木造で、やはり既製品木材を使用することで、限りなくコストを抑えた建物になっています。写真の中、上り梁に見えるのは集成材を鉄板プレートで繋いで15mの1本ものにしました。野地、壁合板は4x8x15mmを使用し、屋根倍率、壁倍率を上げると同時に胴縁なしで外壁、屋根の鋼板設置工事ができます。垂木はSPFを使用しました。
 金物の計算、建物の壁量計算等は言うまでもなくきちんとやっています。木材もその長所、短所を見極め、短所を補う工夫をすれば、木材使用の可能性はどんどん大きくなります。こういったパイロット的な取り組みを積極的にやり、お客さんへの新しい提案としていきたいと思っています。

 <木材界の発展を通じ、より良い社会を建設しよう>…かつて所属していた日本木材青壮年団体連合会の綱領です。良い言葉です。E棟を使用して少しでも社会貢献したいですね。外壁工事もあとわずかです。めどは今週完了ですが…後は
今とても忙しい大工さんの手の空き方次第です。

E棟1E棟2

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