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円安の進行

ここのところの円安進行で、海外からの木材が高くなっています。

カナダでは大手製材工場ティール・ジョーンズ社が破産申請を出したと聞くし、欧州でも木材不況下にあるとのことで、欧州、米加材の現地価格が高いというわけではないけど、為替をくぐることで日本到着価格はそれなりに高くなります。
今後、集成材のラミナ、米松横架材、ツーバイ材等を中心に影響が出るように感じます。
更に大変なのは、主にカナダで高樹齢木の伐採が制限されることで、米松、米ヒバ、米杉、米ツガといった日本でもいろいろな建築で普通に使われていた木材が、現地でも高値で留まり、それに円安の影響で、とても使えない木材になっています。キレイな杢目の木材が極めて使いづらい状況です。

結局、スギ・ヒノキの国産材がしばらく主流になるとは思いますが、国産材も抱える問題はいっぱいあります。お金が山に還流されない。山は補助金で成り立っている部分も事実だから、補助金なしで林業が成り立たないっていうのは、林業に携わる人たちも、結局自分の首を絞めることにもなる。
国産材を輸出をすれば儲かるだろうに、杉は柱や横架材として生産されることが多い。それでは海外に売ることはできない。板にして、ツーバイのスタッドであれば輸出できるだろうに。

ともあれ、木材を供給するにあたって、多様性は無くしたくないです。知恵を絞って、様々に組み合わせ、情報を大切にしなければ!と思う昨今です。ただ、現実にはこれだけの円安でも入荷量は増えてきています。お客さんもこの状況を受け入れて、寧ろ攻めに出ている感じはします。


西下健治

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