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NLTというマスティンバー

木材や建築に関わる業界の人でも、NLTという言葉はあまり知られていません。
NLTは、Nail Laminated Timber の略称です。北米では100年以上前から使用されている技術で、新しいものではないですが、ここ数年、改めて脚光を浴びつつあります。板を並べて立てて、ひたすら釘を打っていきマスティンバーを作っていくのです。

その特徴は、一般流通材でつくれる。現場でも、工場でも極めて簡単に作ることができる。芋継で長尺材も作ることができる。Co2の貯蓄ができる。強度的にはCLTに比べて遜色がない。上階の音が軽減される。
昨年だったかには、東京藝術大学の建物にも使用されました。私の知り合いの建築家も自邸にNLTを取り入れられました。
私が思う使用箇所は、床、屋根ですね。38㎜の小間柄が連続すると意匠的にもとても美しいものになるし、少々の跳ね出しも簡単に行けるし、跳ね出しのサイズに対して薄い仕上げとなります。
費用面としては若干高くなりますが、天井の仕上げ、音の問題、跳ね出し等々考えると、決して高価なものになることはありません。

細かい点はいろいろありますが、実は古い技術を、今の建築に使うって、とてもクールだと思います。いかがでしょうか?
忘れてた!釘を抜けば、NLTの木材は100年後でも、再利用できます!


西下健治

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