共栄木材が取組んでいるスパンの大きい木造建築の施工現場です。今回のスパンは片側約7.5mのスパン、桁行は68mの農業施設です。建築現場は愛媛県内です。
動画にあるように、屋根部分は床で先に制作します。それを棟部分で合わせて延べ15mの空間を作ります。上棟が終わったら、また動画をアップさせていただきます。

構造の考え方は、物件、用途、予算によっていろいろと変わりますから、都度物件に応じた提案を行います。共栄木材の大スパン木造建築は、「木造がすべて正しい！」みたいな原理主義ではありません。接合部には金属を用いることも大切と考えています。また、特別な木材を使用したりもしません。基本的に既製品と地元で挽ける製材品を使う為に、決して高価なものにもなりません。大工さんも地元の大工さんで十分に建てられるものです。ただ、単に木材価格だけでなく、流通、加工、建て方等も含めてトータルに考えておかないとびっくりするような価格になることもあります。ですから、計画段階でプランを見せて頂ければ、基本的な考えをお伝えすることができ、結果、関わる皆さんが無理なく納得できる仕事になると思います。一棟分の木材と一緒に関わらせていただくことだけが条件です。

6mを超えるスパンがある時は、是非提案させてください。木造は面白いですよ。