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反撃ののろし

直近の話ですが、カナダから木材を輸入する為のコンテナ予約が取れません。現在カナダ→日本は約2,900ドル。中国→アメリカは約11,000ドル。これ、コンテナ1本の値段です。日本は2,900ドルを高い!と言う。中国は11,000ドル出してでも早くコンテナを回してくれという。そりゃ、誰だって日本行きを無視して、空っぽでもいいから早く中国に入港したいと願う。こんなに差がついていることは直視すべきです。単に「買い負け」状態。

かつては日本の経済力はこんなもんじゃなかった。僕が仕事をし始めたころは間違いなく「買い勝って」いた。1990年以降、給与も上がらない。ただデフレで500円の牛丼が380円になって、ユニクロのシャツが2,500円が1,500円になって実質的に可処分所得が増えた。そこに日本人が安住しているうちに、世界はどんどん成長し、気づいたら日本だけ、このていたらく。生産性は低いまま。労働より余暇と休日。海外に行きたい若者もなく、学問でなく、偏差値受験。僕も含め、知力、体力、行動力、どれだけ本物の実力があるのか。

そろそろ、我々も反撃ののろしを上げませんか?木材だって買い負けないようにし、世界の相場を粛々と受け入れ、日本人の美意識を含めた付加価値の高い建築を推し進め、サスティナビリティとか環境に配慮しながら商売を進めていかねば!
社員さんの給与も上げなきゃ!これからしばらく、社会は本当に大きく変わっていく。適者生存です!強気で行きましょう!

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